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デザイン婚姻届が受理されない5つのケース!自治体で異なる受理基準と対策方法!

投稿日: 2026/01/30

一生に一度の入籍の日。提出前に写真にも残すものなら、せっかくなら華やかで可愛い「デザイン婚姻届」で提出をしたいというカップルの方も多いのではないでしょうか?

しかし、いざ窓口に行ってみたら「この様式では受理できません」なんてトラブルも。せっかくの記念日が、書類の不備で台無しになる事態は避けたいものです。

この記事では、デザイン婚姻届が受理されない具体的なケースや、自治体別の対策法を詳しく解説します。

目次

デザイン婚姻届とは?一般的な婚姻届との違い

デザイン婚姻届とは、戸籍法が規定するサイズ・形・文字(フォント・大きさ)を維持しながら、余白や枠外にイラストや写真、色鮮やかな装飾を施した婚姻届を指します。

SNSやメッセージでの友人・知人への入籍の報告・お二人での記念写真を残すときの写真映えや、二人だけの特別感の演出のためにデザイン婚姻届を使用するカップルが増加傾向にあります。

デザイン婚姻届は、提出用だけでなく、手元に残せる保存用がセットになっている点も、人気の背景にあります。

デザイン婚姻届の種類と入手方法

デザイン婚姻届には、大きく分けて3つの種類があり、それぞれ入手方法や特徴が異なります。

以下の表に、主な種類と入手方法、注意点をまとめました。

市販品・通販
・楽天やAmazon、専門店で購入できる(1,000円〜3,000円)
・種類が豊富でキャラクター物も多い

Webの配布サイト
・自宅で印刷して、手軽に用意できる(無料〜)
・サイトも多く、好みの色や柄をこだわって探しやすい
※A3サイズでの印刷が必須です

自治体公認デザイン
・各自治体のHPや窓口で入手できる(無料)
・地方の名産や景色などが描かれている

記念に残る理由とは?人気の背景

デザイン婚姻届が支持される理由は、入籍という「事務手続き」を「自分たちらしい特別なイベント」に演出できるからです。

株式会社エニマリの調査(PR TIMES)によると、デザイン婚姻届の認知度は9割を超え、知ったきっかけの約7割が「SNS」であると報告されています。

参考:【婚姻カップルへの調査】特別感のある “デザイン婚姻届” の認知は9割超!SNS投稿を通じて浸透、もはや婚姻カップルの常識に

利用者の声では、「一生に一度のことなのでこだわりたい」「入籍日の写真を華やかにしたい」といった、思い出作りを重視する意見が目立ちます。

挙式や披露宴をしないカップルが増えているからこそ、入籍がイベントとして大切にされるようになり、「入籍フォト」も同様に人気となっています。

法的に認められる範囲と不受理になりやすい要素

デザイン婚姻届が法的に認められるためには、戸籍法施行規則第59条で定められた「婚姻届の様式」を遵守しなければなりません。法的に受理されるためには、以下の3つの基準をすべて満たす必要があります。

婚姻届の法的要件

  • 用紙サイズ 必ず「A3サイズ」であること。
  • 記入欄 氏名、住所、本籍などの項目がすべて正確に配置されていること。規定サイズを維持していること。
  • 枠線の維持 記入欄を囲む長方形の枠線が欠けずに存在すること。

これらは必須で守るべきことであり、デザイン婚姻届でも変わりません。

「不受理」と判断されるリスクが高いこと

  • 記入欄に重なる装飾記入欄を狭めてしまうような装飾、背景に濃いイラストを配置するなど
  • 枠線の変形・消失: 枠の上に重なるデザイン、枠線自体を消したりするデザインなど
  • 特殊な加工や紙質: 金箔押しやラメ加工、凹凸のある和紙など

他の人はできていたけど、提出したら断られたということも充分にありえるので注意が必要です。

自治体公認デザイン婚姻届の特徴

自治体公認のデザイン婚姻届は、各市町村が地域の魅力を発信するために作成したものです。保管用も合わせて配布されている場合もあり、その土地にゆかりがあるカップルにとっては一生の宝物になります。

自治体が発行しているので、窓口でスムーズに受け取ってもらうことができ、受理率の高さは確実です。

参考:

自治体公認デザイン婚姻届は、役所のホームページからPDF形式でダウンロードできます。

自治体公認のデザイン婚姻届は、発行する自治体以外の全国の市区町村へ提出ができますが、届出予定の区市町村に事前にご確認ください。

デザイン婚姻届が受理されない5つのケース

デザイン婚姻届が役所で受理されない事態は、主に形式上の不備や視認性の低さが原因で発生します。

せっかく用意した婚姻届が不受理になると、入籍日がずれてしまうリスクがあるため、事前のチェックが欠かせません。

以下に、受理されない具体的な5つのケースを詳しく解説します。

用紙サイズ・素材が規定外だった場合

婚姻届は、戸籍法施行規則によって「A3サイズ」と厳格に定められています。家庭用プリンターで一般的なA4サイズを2枚貼り合わせたり、B4サイズで印刷したりした婚姻届は、絶対に受理されません。

また、感熱紙や薄すぎるコピー用紙、極端に厚い画用紙などの特殊な素材も、役所のスキャン機に通らないため拒否される原因になります。

必須項目が見づらい・欠けている場合

婚姻届に記載されている「氏名」「住所」「本籍」などの項目名枠線がひとつでも消えていると、受理されません。デザイン性を重視して、もともとあった項目名を削除したり、イラストで枠線を上書きしたりすることは厳禁です。

項目は一切加工せず、元のフォーマットを維持したデザインを選ぶことが重要です。

記入欄のデザインが妨げになっている

記入欄の中に背景色がついていたり、模様が重なっていたりする場合、文字の判読が難しいと判断されます。役所が保管や手続きのために、コピー機やスキャナーで読み取った場合に読み取れなくなってしまう可能性があるからです。

特に、濃い色のイラストや写真が記入欄に配置されているデザインは、受理されないリスクが極めて高いです。記入欄は必ず白地、あるいは極めて薄い背景色のデザインにとどめるようにしてください。

自治体が定めるのルールに違反している

自治体によっては、公文書の長期保存や機械読み取りの観点から、デザイン婚姻届に対して非常に厳格な制限を設けている場合があります。自治体ごとの設備や保管のルールが異なるからです。

また、自治体公認ではない外部のデザイン婚姻届を持ち込む際、少しでも枠線が欠けていると、「本市の規定フォーマットと異なる」として修正や予備の婚姻届への書き直しを求められることがあります。

不安がある場合は、事前に役所の戸籍係へ問い合わせて、そのデザインが使用可能か確認をとることが最も確実な対策です。

提出者の記入ミスや不備が原因のケース

デザイン婚姻届の見た目に問題がなくても、記入内容のケアレスミスで受理されないケースは非常に多くあります。 特によくあるミスを、以下の4つのポイントに端的にまとめました。

1.住所や本籍地の「略記」
住所を「1-2-3」のようにハイフンで省略して書くのはNGです。 

2.「続き柄」の漢字間違い
次男や次女を「次」と書きがちですが、婚姻届では「二男」「二女」と漢数字の「二」を使うのが正解です。 

3.証人欄の不備と「捨印」の漏れ
証人の住所や生年月日が空欄だったり、書き間違えていたりすると、その場で受理されません。

4.修正液・修正テープの使用
公文書である婚姻届には、修正液や修正テープは一切使えません。

デザイン婚姻届は高価な場合も多いため、いきなり本番の用紙に書くのではなく、まずは普通のコピー用紙で「下書き」を作成することを強くおすすめします。

婚姻届が受理されるための法的要件と記入方法

婚姻届が法的に受理されるためには、戸籍法で定められた形式と内容を完全に満たしている必要があります。デザイン婚姻届であっても、記載すべき事項や用紙の規格は、一般的な婚姻届と全く変わりません。

正しい記入方法の基本は、住民票や戸籍謄本の記載通りに、一字一句間違えず転記することです。詳しく解説していきます。

法律で定められた婚姻届の必須記載事項

戸籍法に基づき、婚姻届には以下の必須項目を漏れなく記入しなければなりません。
各項目の注意点をまとめましたので、記入前に必ず確認してください。

  • 氏名および生年月日: 旧姓で記入し、生年月日は和暦(令和、平成など)を使用します。
  • 住所: 住民票に登録されている住所を正確に記入します。「1-2-3」ではなく「1丁目2番3号」と正しく書くのがルールです。
  • 本籍: 戸籍謄本に記載されている本籍地を記入します。現在の住所と異なる場合が多いため、事前の確認が必須です。
  • 父母の氏名および続き柄: 実父母の氏名を記入します。続き柄は「長男」「二男」のように記入し、次男を「次男」と書かないよう注意が必要です。
  • 新本籍: 結婚後の新しい本籍地を決め、記入します。

新本籍地は、日本国内の地番がある場所ならどこでも設定可能ですが、あらかじめ自治体に確認しておくと安心です。

自治体ごとの受理基準の違いと対応方法

婚姻届の受理基準は、基本的には全国共通ですが、デザイン婚姻届の「許容範囲」については自治体ごとに微細な差があります。

  • スキャン読み取りを重視するため、記入欄の装飾に厳しい
  • 形式に非常に厳格で、枠線の欠けや変形を認めない
  • 市区町村が発行する婚姻届を基本とする

などがあります。

事前確認を行うことで、入籍日当日に受理されないという最悪の事態を確実に防ぐことができます。

正しい記入順序と署名・押印のポイント

婚姻届を間違いなく作成するためには、以下のフローチャートのような順序で進めるのが効率的です。

  • (1)戸籍謄本を取り寄せる: 全ての情報の「正解」を確認します。
  • (2)証人に署名を依頼する: 早めに依頼し、余裕を持って記入してもらいます。
  • (3)二人の情報を記入する: 最後に自分たちの内容を記入し、全体を確認します。

署名欄は、必ず本人が自筆で記入しなければなりません。

押印については、現在は任意(なくても受理される)となっていますが、デザイン婚姻届の雰囲気に合わせて印影を残したいカップルも多いです。押印する場合は、朱肉を使う印鑑を使用し、シャチハタなどのゴム印は避けてください。

印鑑を押さなかった場合でも当日は二人の印鑑を窓口へ持参すると、軽微な修正が必要になった際にその場で訂正印として使えるので安心です。

証人欄の記入で失敗しないコツ

婚姻届には、20歳以上(成人)の証人2名による署名が法的に必要です。証人の資格要件は「婚姻の事実を知っている成人」であれば、友人でも両親でも問題ありません。

正しい記入方法は、証人本人が「氏名」「生年月日」「住所」「本籍」を自筆することです。

よくある証人欄のミスとして、証人同士が夫婦の場合に、二人の本籍地を「同上」と略記してしまうケースがありますが、これは認められないことがあります。証人が夫婦であっても、必ず一人ずつ正確に本籍地まで記入してもらうことが防止策となります。

証人を頼むときは、書き間違いを想定して、予備の婚姻届にもあらかじめ署名をもらっておき、「捨印(修正を許可する印)」も押してもらうことを忘れないようにしましょう。

デザイン婚姻届を提出する前に確認すべきポイント

デザイン婚姻届を役所に提出する際は、事前にしっかり準備しておくことがスムーズな受理につながります。せっかくのデザインが台無しにならないよう、重要度の高い順に確認すべきポイントをまとめました。

提出先の自治体が定める規格の確認:
電話等でデザイン婚姻届に関するルールや気をつけるべきポイントを直接自治体に問い合わせておくだけでも安心感は変わります

A3サイズかつ正しい紙質での準備:
規定外のサイズや感熱紙は受理されないため、物理的な形式を確認します。

記入内容と戸籍謄本の照合:
本籍地や筆頭者の氏名が、一字一句間違っていないかを突き合わせます。

証人2名の署名漏れチェック:
証人の住所や本籍が正確に記入されているかを最終確認します。

予備の婚姻届の用意:
窓口で不備を指摘された際、その場で書き直せるよう予備を持参します。訂正印のための印鑑も用意しえおきましょう。

事前に行うべき自治体への問い合わせ方法

デザイン婚姻届を確実に受理してもらうためには、提出予定の役所へ事前に問い合わせることが最も効果的です。問い合わせる際は、「インターネットで購入したデザイン婚姻届を使用したいが、記入欄に○○○な模様があっても受理されるか」など気になっている点を具体的に質問してください。

問い合わせ方法には、以下の3つがあり、それぞれのメリットと注意点を把握して使い分けるのがコツです。

電話での問い合わせ:
短時間で担当者から回答を得られます。注意点として、デザインの詳細を言葉で伝えるのが難しいため、あくまで一般的な回答に留まる可能性があります。

メールでの問い合わせ:
メリットは、デザインの画像やPDFを添付して視覚的に確認してもらえる点です。
注意点は、回答までに数日から1週間程度かかる場合があるため、余裕を持って連絡する必要があります。

窓口での直接確認:
メリットは、実物やカラーコピーを見せることで、その場で「受理の可否」を判断してもらえる点です。
注意点は、役所の開庁時間に行く手間がかかることですが、最も確実な方法と言えます。

コピーを取っておくべき?トラブル防止策

デザイン婚姻届を提出する前に、必ず「完成した状態のカラーコピー」を取っておくことを強く推奨します。コピーを保管しておくことで、万が一婚姻届に不備があった場合や、役所から問い合わせがあった場合に手元に提出したものと同じものを確認することができます。

コンビニのマルチコピー機などでA3サイズのままスキャンし、PDFデータとしてクラウドに保存しておくと紛失の心配もなく安心です。

提出時に持参すべき書類と本人確認のコツ

婚姻届を提出する当日は、婚姻届以外にも複数の重要書類を忘れずに持参してください。

  • 婚姻届(デザイン婚姻届): 証人の署名まで完了したもの。
  • 戸籍謄本(全部事項証明書): 本籍地以外の役所に提出する場合に必要です(※令和6年3月以降、広域交付制度により原則不要となりましたが、念のため持参すると安心です)。
  • 届出人の本人確認書類: 運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの顔写真付きのもの。
  • 二人の印鑑: 押印は任意ですが、訂正印として使用する場合があるため持参を推奨します。

スムーズな本人確認を行うことで、待ち時間を短縮し、お祝いの日のスケジュールを予定通りに進めることができます。

デザイン婚姻届が受理されなかった場合の対処法

万が一、持参したデザイン婚姻届が役所で受理されなかったとしても、冷静に対処すれば入籍日を守ることは可能です。

受理されない理由は、軽微な記入ミスから形式上の重大な不備まで多岐にわたりますが、多くは当日のリカバリーが想定されています。

その場で修正できるケースと対応方法

記入内容の誤字や脱字、あるいは一部の記載漏れであれば、窓口でその場ですぐに修正を行うことができます。

担当者から「この箇所を直してください」と指示を受けた場合、二重線を引いて正しい内容を余白に記入します。修正印は現在不要とされていますが、余白が狭い場合にどこを直したか明確にするために印鑑が必要になるケースもゼロではありません。

以下は修正に備えた持ち物リストです。

  • 黒の油性ボールペン(予備): 記入時と同じ太さのものを用意します。
  • 二人の印鑑: 訂正印として使用できるよう、念のため持参します。
  • 住民票・戸籍謄本の写し: 正しい情報をその場で確認するための資料です。

大切な記念日を笑顔で終えるために、不測の事態への心構えと具体的な解決策を事前に把握しておきましょう。

再提出が必要な場合の正しい手順

デザイン婚姻届のサイズが違ったり、紙質がスキャンに対応していなかったりする場合は、残念ながら後日、あるいは別の用紙での再提出が必要になります。

再提出が必要と判断された場合は、以下の時系列に沿って手続きを進めるのが正しい手順です。

  1. 不受理の理由を正確に聞く: サイズなのか、デザインなのか、理由をメモします。
  2. 新しい用紙を入手する: 役所配布の標準的な婚姻届、または別の安全なデザイン婚姻届を用意します。
  3. 証人への再署名を依頼する: 用紙が変わる場合、証人の署名も再度もらう必要があります。

自治体指定の婚姻届への書き写し方のコツ

デザイン婚姻届がどうしても受理されない場合、最終手段として「自治体指定の標準的な婚姻届」へ内容を書き写すことになります。この際、焦って記入すると新たなミスを誘発するため、落ち着いて正確に転記することが重要です。

書き写しのコツは、受理されなかったデザイン婚姻届を「見本」にするのではなく、必ず「戸籍謄本」などの原本を見ながら記入することです。

二度三度とミスをしないための防止策として、新しい用紙に「下書き」として書き写し、役所の担当者に「下書き段階ですが、一度チェックしてください」とお願いしてみてください。

まとめ

お気に入りのデザイン婚姻届で入籍日を祝うことは、新しい門出を飾る素晴らしい体験です。しかし、デザイン婚姻届も本来の姿は「公文書」であり、正確性や規格の正しさが求められます。

デザイン婚姻届は、自治体の担当者によって判断が分かれる場合がどうしても存在します。最も安心できる対策は「事前確認」に尽きます。

この記事で解説した、デザイン婚姻届が受理されないケースや法的要件を振り返り、当日のミスをゼロにしましょう。

事前準備を万全にして、お二人にとって一生の宝物となる、最高の一日を過ごしてくださいね。

よくある質問

デザイン婚姻届を利用する際のよくある質問をまとめました。

オリジナル婚姻届は受理されないのですか?

規定の「A3サイズ」「法定項目」を満たしていれば、オリジナルデザインでも原則受理されます。不安な方は事前に役所へ相談しましょう。

婚姻届のデザインでNGなのは?

記入欄に重なる濃い装飾や、文字の判読を妨げる背景色はNGです。また、外枠を消したり特殊な形に切り抜いたりする加工も公文書として認められません。

婚姻届が受理されないパターンは?

サイズ違いや、消せるボールペンでの記入住所の略記などが代表的な不受理パターンです。特に証人欄の不備は当日リカバリーが難しいため注意してください。

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