投稿日: 2023/09/25 最終更新日: 2025/03/09
引振袖とは?色打掛との違いや魅力を徹底解剖

最近、巷で噂になっている引振袖。一見色打掛と似ている着物ですが、違いを知るとより魅力がわかってくると思います。
そこで今回は引振袖と色打掛の違いや引振袖ならではの魅力についてフォーカスしてみました。
引振袖とは?
一見振袖に見える引振袖とは、どのような着物なのでしょうか。
引振袖は成人式で着る振袖に比べて裾が長いのが、まず大きな特徴です。さらに着物の裾にふき綿が入り、裾を引いて着るのが一般的です。着物本来の長さで着こなすことが一般的で、おはしょりがないのもポイントです。
打掛との違いは?
色打掛は着物のトレードマークである帯が完全に隠れています。対して引振袖は、帯がきれいに見えるため、帯の模様や色でコーディネイトする楽しさがあり、見ているものを魅了する華やかさがあります。
成人式の振袖と花嫁の振袖って違うの?
引振袖とよく似ている、成人式に着る振袖。「小振袖」「中振袖」「大振袖」と分けられているのをご存知でしょうか。一般的に成人式の振袖は中振袖(大振袖の場合もあり)が主流です。結婚式に用いられる「大振袖」は、それでも引振袖は違うことを覚えておきましょう。全く別物であり、引き振袖は大振袖の一種になります。
着物の裾が長い
通常の振袖は着る際に「お端折り(おはしょり)」をします。浴衣でもそうですよね。着丈より長く仕立てたお着物を着る時に腰でたくしあげることですが、このおはしょりをとらずに引振袖では、裾を引いた着方します。
小物が違う
成人式の振袖には袋帯が使われるのが一般的。一方、 結婚式の引き振袖には丸帯が使われます。帯があることで、衣装全体が締まり、飽きのこない美しさを演出します。
下着の着用有無
引き振袖の第一礼装は着物を2枚重ねて着る決まりがあります。中に着用する着物を下着と呼ぶのです。
上に羽織る着物で下着は隠れてしまいますが、見えない場所にもお金をかけることがかっこいいとされる文化が昔はありました。
現在は、この下着をアクセントにして様々な着こなしができること「自分らしさ」を演出しやすく、再度引振袖がブームになっています。
引振袖の魅力4つのこと!知ることでより可愛い
引振袖の魅力についてさらに知識を深めてみましょう。
裾が長いのが可愛い
引きずって歩く姿が、女性らしくたおやかで可愛らしいのがポイントです。とはいえ、転んでしまうほど長いわけでもないのが魅力。後ろ姿が長いデザイン上、着物の柄も面積が増えて、とても綺麗に見えます。
ふきの色もポイント
引振袖の可愛らしさは振袖にはない、裾にあしらわれたふきの色にもあります。このふきの色がアクセントになって後ろ姿を美しく見せるほか、トータルコーディネートする際にも掛下などと併せやすく、繊細なおしゃれを演出します。
打掛に比べて動きやすい
引き振袖の利点は、その見た目の美しさ以外にもあります。打掛の着物に比べて動きやすいので、挙式にも選ばれるのです。
帯の結び方が可愛い
帯がある花嫁衣装の正式な衣装なので、帯の結び方によってはとにかくゴージャスに見えます。後ろ姿も綺麗に見せることができるので、全方位から見ても飽きません。
「他の誰の色にも染まらない」
引振袖の中で特に黒を基調とした着物は、格式が高くて古くから日本で愛されています。「お祝い事に黒?」と疑問に思う方もいらっしゃるとは思いますが、この黒は「他の誰にも染まらない」といった隠れた自己主張があることで有名です。日本人ならではの凛とした陰ながらの主張は、とても素敵ですよね。
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